保育園園医 小学校校医

4月から、碑文谷保育園の園医と、月光原小学校の学校医を拝命し、さっそく検診業務を開始しました。

小児の医療費無料が当たり前の世の中であり、何らかの基礎疾患のある児はすでにスクリーニングされております。また、日本には世界に誇れる乳幼児検診システムがあり、3,4か月、6,7ヶ月、9,10か月、1歳6か月、3歳と発達のキーポイントとなる月齢で、しっかりスクリーニングされております。

そのうえ、保育園では0歳児は毎月検診を受けるとのこと、、大忙しです。このような中で、園医、学校医の役割はなにか、、しっかり見極め、務めさせていただくからには、お役にたてるよう、発達の相談、保護者の支援、保育者の支援など何でもニーズに応えていきたいと思います。

実は私はずっと、各年代に絶え間のない命の授業、をやりたいと思っていました。離島で専門医不在の中で、不登校や被虐待児の診療をしたことや、児童養護施設とかかわったり、児童相談所の嘱託医をする中で、そう思いました。生命尊重センターhttp://www.seimeisontyou.org/index.htmlの活動も加入はしていますが、なかなか活動ができていません。

保育園児から命の尊さについて学び、小学校高学年からは、性教育も行う。突然の性教育ではなく、命の尊さ、生命誕生の神秘などを就学前から学ぶことで、自尊心も育ち、自分を大切にすることのできる人間が育つ。そうすれば、いじめも、望まぬ妊娠も、児童虐待もない、そんな地域になると思います。地域の皆様とつながりをもち、そういった活動をしていきたいと思います。どなたか、活動なさっている方がいらっしゃったら、お声かけください。